内訳明細

◆ 特徴と利点

  • 演算結果が工種別、部分別に集計されて内訳明細書が自動作成されます。
    工事科目などの階層情報を複数の雛形に登録可能で、集計時に選択することにより様々な書式の内訳明細書を作成できます。
  • 高い操作性で値入や編集が簡単に行えます。明細は5種類の数量・単価を自由に設定でき、業者単価、NET単価として使用できます。
  • 単価の掛け率設定が自由に行え、業者単価の管理や提出単価の設定、金額シミュレーションなど、様々な運用が行えます。
  • 設計変更前と変更後の演算データの差分集計を工種別形式で出力する事ができます。変更時に集計表を見比べて明細書を修正する手間が省け、ミスの低減になります。
  • 内訳明細データをBCS/CSV形式で入出力する機能を標準装備しています。協力事務所からデータを貰ったり、他社明細システムや実行予算、または原価管理システムにデータを引き渡すことが可能です。
  • 内訳明細データをEXCEL形式で入出力する機能をオプションで用意しています。業者からも見積の読込、業者への見積引渡し、現場へのデータ引渡しが行えます。Excelの書式は自由に設定できますので、様々なExcel明細に対応可能です。

◆ 工種別集計

棟区分、仕上区分など必要に応じた集計が行えます。明細集計根拠を印刷することもできますので、明細項目の数値は集計表のどの項目の合計かも一目瞭然です。
集計結果を直ぐに画面表示し、順番変更や類似材料の合算など、内訳明細を作成する前の編集が行えます。


◆ 工種別差分集計

棟区分で作成したデータ同士の演算結果を比較し、変更前と変更後の差分数量を明細書式で出力できます。設計変更やVEなどの数量確認に有効です。
出力は工種別書式と部分別書式(OP)が選択できます。また、比較数量をCSVに出力して増減明細を作成したり、印刷することもできます。

VE・変更で使える!



◆ 工種別明細編集

表形式の編集画面は、Windows標準の操作で分かり易く、右クリックメニューも充実しています。
通常使用する提出用、NET用の単価以外に全部で5種類の単価(数量、金額も)を用意しています。各単価は掛け率指定が行え、業者単価の管理や金額シミュレーションが行えます。
内訳明細システムを複数起動し、2物件同時に表示して、明細項目単位や科目単位でコピーする事ができます



◆ Excel変換

内訳明細データとExcel明細とのやり取りをする機能です。
業者や事務所のExccel明細を読み込みます。
Excel明細に変換して、業者や現場に引き渡すことができます。
Excel書式を自由に設定できますので、様々なフォーマットのExcel明細に対応できます。
Excelへの出力は、金額欄の計算式(関数)や科目金額へのリンクなど、全て自動セットされます。


◆ 単価マスター

EXCELで3種類の自社単価が設定でき、3種類の単価から必要単価を採用して見積書を作成後、掛率等でNET単価、提出単価を設定することも可能です。


単価マスターはEXCELデータなのでメンテが簡単で楽!!