コンセプト

◆ 構造積算 充実機能と自由な配置機能

図面通りに、『部材を置く』感覚で積算知識を必要とせず、簡単自由配置を実現した、積算業務専用の配置システムです。
配置方法はCADの知識は必要とせず、部材を置くだけで部材通しの連続、単独情報が自動計算されます。
土工事においてもレベル情報から自動計算され、精度の高い数量が算出されます。


◆ 仕上積算 3通りの積算手法であらゆる物件にも柔軟に対応可能

配置、DMS、表入力の3通りの積算手法であらゆる物件に対応でき、効率を追求した「使える」ツールが用意されています。
配置は構造部材の伏図に、間仕切、内部室、外部仕上等配置することで、面積、長さ等が自動計算されます。また、壁仕上については、GL工法等軸種ごとに、下地を自動認識する機能もございます。
DMSはPDF等の図面データを画面に取り込み、ポイントを抑えて面積、長さ、か所を計測します。計測した寸法を利用して積算の数量として転用できます。


◆ DMS計測 PDF、DXF図面を画面計測

印刷してもスケール計測が困難なPDF図面やDXF図面を、画面に表示してマウスで面積や長さの計測が行えます。計測データは個別入力画面に変換され、計測した部分に色を付けて保存も可能です。
新築工事以外にも、変更作業や改修工事、外構工事などにも利用できます。


◆ 使い易さを追求した見積書

分かり易い操作と豊富な機能により、簡単に編集、値入が行えます。数量、単位、単価を5種類装備しており、業者Excel見積を変換して取り込み、単価掛け率指定による値入が行えます。
また、単価検索機能があり、過去物件の単価をすぐに検索できます。Excel形式や、BCS形式の入出力が行えますので、協力会社、業者見積、現場での利用、原価管理など、データ連動が可能です。


◆ 真のクライアント/サーバー

クライアント/サーバータイプは、単にファイル共有だけではなく、複数人での同時処理、共同処理をを可能にした、使い易さ抜群のクラサバ機能です。
スタンドアロンタイプも用意しており、ご利用環境に最適なシステムを構築できます。


◆ データ連携・有効活用

HELIOSを中心として、構造計算データの取込みなど、様々なシステムとデータ連動ができ、一度作成したデータの有効的な利用が図れます。
また、HELIOSは建築設計システム「GLOOBE」 (福井コンピュータ株式会社)および3DCADシステム「ArchiCAD」(グラフィソフトジャパン株式会社)、「Revit」(オートデスク株式会社)とIFC連動を実現し、BIMを検討されているゼネコンや建設会社の設計部、積算部、各種設計事務所へのBIMソリューションのご提案を行います。
この連携により、意匠設計データから、IFC経由で建築概算数量が算出できるだけでなく、建築数量積算基準に基づく実施詳細積算まで、一連のデータが継ぎ目なく連動できるようになり、各設計レベルの作業性の向上と大幅な業務効率化が可能となります。
IFC連携に加え、日本標準仕様である、ST-Bridgeの入出力に対応しました。これにより鉄筋情報や鉄骨部材の構造部材におけるデータ連携が可能となりました。


◆ 安心のサポート体制

導入後に安心してご利用頂けるよう、システムに精通した積算士が実務レベルのサポートを行います。毎年、最新バージョンアップをお手元にお届けいたします(年間保守契約)。
ホームページから、最新プログラム、Q&A、等をダウンロードもできます。